妊娠中のつわりの種類と症状lつわりを乗り切る対策法を解説

妊娠・出産

妊娠中、ほとんどの女性が経験すると言われている「つわり」。初めての妊娠だと、どんな症状が出るのか、いつまで続くのかと不安に感じる方も多いかと思います。

今回は、妊娠中のつわり症状の種類や特徴、そしてつわりが終わる時期についてわかりやすくまとめました。

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もかのプロフィール
もかはじめまして!小6の息子と小3の娘がいる「もか」と申します。このプロフィールを読んでいただき、ありがとうございます。このブログの記事がひとりでも多くの方に読んでいただき、育児に悩みや不安がある保護者様の心に寄り添って発信してまいります。...

つわり(悪阻)とは

つわりとは、妊娠中に起こる体の変化に伴う一連の不快な症状のことです。とくに妊娠初期に多く見られ、妊娠中の約8割の女性が何らかのつわり症状を経験すると言われています。

つわりの症状と特徴

妊娠中のつわりにはいくつかのタイプがあり、出る症状や辛さの感じ方は人それぞれです。

「これがつわり!」と一つに決めることは難しく、複数のタイプが重なることもあります。ここでは、代表的なつわりの種類を詳しい症状や対策とともに紹介します。

吐きつわり

吐きつわりの症状は以下の通りです。

  • 食事や飲み物のにおいで吐き気がする
  • 何も食べていなくても気持ちが悪い
  • 水すら飲めないほど吐いてしまう

対策方法としては以下の例があげられます。

  • 炭酸水や氷で水分補給をする
  • 胃を空っぽにしないように、小分けに食事をとる
  • 横になると楽になる場合は無理に動かない

食べつわり

食べつわり症状は以下の通りです。

  • 空腹になると吐き気がする
  • 何かを口に入れていないと気分が悪い
  • 夜中にお腹がすいて目が覚めることが頻繁にある

対策方法としては以下の例があげられます。

  • 枕元に軽食を常備する(飴やグミなど)
  • 3食+間食で血糖値を安定させる
  • 脂っこくない、消化にいいものを食べる

においつわり

においつわり症状は以下の通りです。

  • 料理中ににおいで気分が悪くなる
  • 通勤中の匂いや人の香水でも吐き気
  • 自分の体臭、歯磨き粉のにおい、ペットのにおいも気になる

対策方法としては以下の例があげられます。

  • マスクをつけてにおいをカットする
  • 冷たい食事にしてにおいを減らす
  • お気に入りのアロマやお香でごまかす

よだれつわり

よだれつわり症状は以下の通りです。

  • 口の中によだれがたまり飲み込むのが辛い
  • 常によだれがでてきて吐き気がする
  • 外出中もティッシュやハンカチが手放せない

対策方法としては以下の例があげられます。

  • ガムを噛んで唾液をコントロールする
  • 酸味のあるもので口のなかをリフレッシュさせる
  • こまめにうがいをして口のなかを清潔に保つ

ねむりつわり

ねむりつわり症状は以下の通りです。

  • 一日中とにかく眠くて仕方ない
  • 起きていても集中力が続かない
  • 夜眠っても日中眠気が強い

対策方法としては以下の例があげられます。

  • 短い昼寝(15~30分)を取り入れる
  • カフェインは避けて、リラックス重視
  • 眠いときは無理せずスケジュールを調整する

気分の浮き沈みつわり

気分の浮き沈みつわりの症状は以下の通りです。

  • 突然イライラしたり泣きたくなる
  • 理由もなく不安感や孤独感が押し寄せる
  • 周囲の言葉に過敏に反応する

対策方法としては以下の例があげられます。

  • パートナーや家族、友達に話を聞いてもらう
  • 妊婦向けのカウンセリングを活用する
  • 「つわりの一種」と受け止めて自分自身を責めないようにする

頭痛・倦怠感つわり

頭痛・倦怠感つわりの症状は以下の通りです。

  • 頭が重く、ズキズキ痛む
  • だるくて起き上がるのも辛い
  • 風邪のような症状が続く

対策方法としては以下の例があげられます。

  • 部屋を暗くして安静にする
  • 冷えないように体を温めて血流をよくする
  • 長期間続くようであれば産婦人科で相談する

このように、妊娠中のつわりの症状は実に多様です。

それぞれのつわりの症状に合った対策をすることで、少しでも快適な妊婦生活を過ごすことができます。

つわりはいつ始まっていつ終わる?

一般的につわりは、妊娠5週目ごろから始まり、妊娠12週~16週ごろに落ち着くことが多いです。

ですが、つわりの時期は個人差が大きいため妊娠20週を過ぎても続く人もいれば、妊娠期間中ずっと軽いつわり症状が続く人や妊娠後期に再度つわりの症状が出る人もいます。

妊娠中のつわりとの付き合い方

妊娠中のつわりを軽減するためには、自分の身体としっかり向き合い、無理をしないことが大切です。たとえば、以下のような工夫が効果的です。

  • 食事はこまめにとる
  • 無理ににおいの強いものを食べない
  • 水分補給をしっかりする
  • 横になって休む時間を確保する
  • パートナーや周囲に理解を求める

妊娠中は身体だけでなく、心にも大きな変化が起こります。つわり症状で辛いときは、「これは一時的なもの」と考え、自分を責めずに過ごすことが大切です。

まとめ

妊娠中のつわりは、本当に人それぞれ。症状の重さも種類も異なります。

妊娠中の生活を快適にするためには、自分のつわりの症状をよく理解し、無理をせず工夫して乗り越えていくことが大切です。

妊娠中のつわりは永遠に続くわけではありません。多くの場合、妊娠中期には落ち着いてきます。

つわりの先には、赤ちゃんに会える喜びが待っています。辛い妊娠中も、少しずつ自分のペースで乗り越えていきましょう。


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